整理収納問題を解決してスッキリ暮らすためには?
目次
暮らしの中で抱えている1番の問題は、やはり・・・
他所のお宅の住まいは見えませんが、気になるところでもあります。
昨今、SNSで便利に情報収集できる世の中ですが、これがまた悩ましいところでもあります。
不確かな他人事情に、やたら振り回され余計なストレスを抱え込む羽目になったり、逆に事細かな情報のおかげで失敗する前に救われたりもします。
技術の進歩も要するに使い様ということでしょうか?
実際、世の中の皆さんはどんな暮らしのお悩みを持っているのでしょうか?
私が開催するハウスキーピング協会の「整理収納アドバイザー2級講座」の受講前事前アンケートから、約200名程の受講生様の生の声を集計してみました。
あなたが今抱えている問題やお悩みは何でしょうか?
第1位 収納方法が分からない 23ポイント
テーブルや床に散らかったモノやソファに無造作に掛けられた洋服など、収納から溢れているモノを上手く収納スペースに収めたいと、切に願う気持ちが伝わってきます。
- 上手い入れ方を知ればなんとかなる?
- 良い収納グッズがあればいいのに・・・
- そもそも家が狭く収納スペースが少ないから溢れる?
- 収納家具を買い足せば解決する?
モノが溢れるのは、入れ方が悪いからでしょうか?
殆どの場合、原因はそこではありませんが、収納方法が知りたい方はやはり多いようです。
片付く住まいにするには、モノが所定の位置に納まり、共有する人達全員がその場所を知っている事が重要になります。
片付ける場所が決まっていないと、当然モノは住まいの中をいつも放浪する羽目になり、使う人が都度探すことになるわけです。
今の時代、タイムパフォーマンスを重視する方が増えてきました。
探すという行為は、何ら利益を生まない無駄な時間の象徴ですから、無いに越したことはありません。
つまり、探すことにストレスを感じ、まずは探さない暮らしを望んでいる人が多いということです。
例えば、引き出しの中に隙間なく無造作に詰め込んでいると、パッと見ただけでは中身が把握出来ませんが、空間に余白や仕切りがあるとどうでしょう?
「収納」というのは入ればOKではありません。
- パッと見て分かる
- すぐ取り出せる
この2点を守れば、探すことのない使いやすい収納になります。
同じ場所に使う収納ケースは、種類を揃えれば統一感が生まれ、視覚的にスッキリします。
第2位 整理収納の仕方が分からない 22ポイント
どこからどう片付ければいいのか分からないという方がとても多い印象です。
片付けの重要性が認識されてきた証でしょうか、今は小学校の授業で「整理収納の仕方」を手順に沿って習います。
大人は難しく考えてしまいがちですが、小学生でも理解でき実践できる内容です。
要するに、「持ちモノの管理ができるようになりましょう~」という話です。
子供たちは、自分の勉強机周りの整理整頓といったところでしょうが、私達大人は住まい全般になります。
片付けの基本は同じです。
整理収納は、まず不要なモノを取り除くことから始めますが、何を捨てて何を捨てないのか分からないという方も多い。
捨てることにフォーカスしてしまうと、前に進めなくなったり、リバウンドしたりと上手くいきません。
遠回りのように思えるかもしれませんが、まずは自分がどんな暮らしをしたいか?暮らし方をイメージすることろから始めます。
この部屋で何をしたいのか?
何のためにこの部屋を整理収納したいのか?
理想の生活を思い描くところから始まります。
目的を決めて始めないと、途中で行き詰まったり、やってはみるものの現状に満足できないという結果になります。
整理する目的がはっきりしていると、自分には何が必要で何が不要なのか具体的になってきます。
第3位 モノが多すぎる 21ポイント
住まいが片付かない最大の原因は、これでしょう。
皆さん自覚はされているけれども、なかなか対処ができないことへのジレンマを抱えているということでしょう。
モノは整理すれば減ります。
ここが解決すると、整理収納はグッとやりやすくなります。
スペースにも余裕が生まれ、収納の問題もクリアできます。
言うは易く行うは難しですね。
ではどうすれば減らせるか?
先に述べたように自分はどう暮らしたいのか?
理想の生活に必要ないモノを取り除いていく方法です。
住まいの中には、ないと困るモノと無くても困らないモノが共存しています。
日々使っているモノや着ている洋服は、ないと困りますね。
ずっと使ってないモノやここ1~2年着ていない洋服がないでしょうか?
それが、なくても困らないモノ達です。
一つずつ手に取って減らしていく地味な作業ですが、そのうちヤルではなく今日から始めることが大切です。
一気にヤルよりも「処分の習慣」を身につけることが、溜めやすい性質の方には大切です。
実行あるのみです。
他にも沢山のお悩み事を抱えていらっしゃいました。
- 散らかってスッキリしない・リビングにそれぞれのモノが溜まる
- いつも探している・どこに置いたか分からなくなる・買ってきた方が早い
- なかなか捨てられない・勿体ないと思う・ゴミ置き場に取り戻しに行ってしまう
- 仕事で活かしたい・お客様にいい提案をしたい
- 定位置が決まらない・どこに置けばいいか分からない
- 家族間で価値観のギャップがある・夫や子供が散らかす
- 途中で挫折してしまう・続かない
整理収納アドバイザー2級講座を受講して解決したい問題やお悩みは、住まいに溢れるモノの多さからくるものであったりはしますが、片付く仕組みができれば解決できるものです。
整理収納の考え方や具体的な実践方法など、すぐに始められる小学生でもできる内容です。
毎日の暮らしに役立つ知識は、持っていて損はありません。
本講座が、今日よりも明日もっと気持ち良く暮らすためのきっかけになると幸せです。