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雑然とした部屋をスッキリ整った部屋に変えるためのコツ

窮屈さや非効率さに気付かない、或いは多少の違和感を見て見ぬふりして過ごしてませんか?

いきなりですが、自分の整理収納レベルはどのくらいだと思いますか?

改めて聞かれると戸惑うかもしれませんが、

 

  • 普段からちょっとモノが多いかもしれないなぁ~
  • みんなこんなモノじゃないの~普通だと思う
  • 人並みにだと思う・・・

 

こんなお声が多く聞こえてきそうです。

一般的に人って自分が普通だと思いがちで、或いはそうでありたいと思うのが本音かもしれません。

整理収納アドバイザー資格講座を開催していて思うのは、受講される方々は意識が高い方が多いせいか、

 

  • 全然苦手です
  • 家にモノが多すぎて片付けられません
  • 引っ越してきたままの段ボールがまだ残っています
  • 捨てられない性格で困っています・・・

 

ご自身の周りの整理環境のレベルというのは、なかなか他と比べにくく判断もしにくいものですが、こんな具合に住まいの様子や、ご自身の行動パターンを客観的に良くみていらっしゃいます。

整理環境自体に関心が向いていないと問題の有無さえも分かり辛いかもしれません。

いつもそこに見えているものがごく当たり前で、それが日常的な風景になり行動になり何の疑問もなく1日1日が過ぎていきます。

窮屈さや非効率さに気付かない、或いは多少の違和感を見て見ぬふりをして過ごしているわけです。

一人の人生ならばそれはそれでいいのかもしれませんが、一人で完結できる人生はあり得ません。

私達は、どこかで誰かに関わりながら生きています。

良くも悪くも自己完結にはならないわけですから、多かれ少なかれ周りを巻き込んでしまっていることになります。

 

片付けられない方の共通点は、「後でまとめてやるから」と溜め込む

住まいの中では家族が一緒に過ごし、共有で使うモノも多いでしょう。

更に共有スペースでは、みんなが集い同じ時間を共にします。

そんな個々のモノやスペースの関わり方がみんなの癒しにもなれば、ある時にはそれがストレスにもなります。

例えばリビングがゴチャゴチャしてモノがいっぱい散らかっているお宅では、住人それぞれが私物を持ち込んでいるケースが多く見られます。

まず、リビングで何をしたいのか、どんな風に過ごしたいのか思い返してみると、そこに何を残し、何を取り除くかが具体的になってきます。

この作業だけでゴチャゴチャしていたリビングは、随分スッキリしてくるんじゃないでしょうか?

仕方なく追いだされたモノは、それぞれ本来の場所に戻ったり処分されたりするでしょう。

処分の方法も、捨てるだけでなく欲しい人に譲ったり、売ったりと様々です。

自ずとリビングの片付けをしつつ、ほかの部屋の片付けが同時進行で波及するということもよくあることです。

片付けられない方の共通点は、「後でまとめてやるから」とあちこちに溜め込んでしまう点です。

 

  • 後で~するから
  • 今度一緒に~するから

 

このフレーズが非常に多い!

コレって、一見潔く、大きな行動を起こしてくれそうですが、実は問題の先送りや判断の保留に終わってしまうことが多い。

「後で」や「今度」って、一体「いつ」ですか?

具体性のない期日は、いつまで待っても来ませんね。

コレは、お片付け業界あるあるの話です。

 

住まいも職場も整理収納の必要性は同じくらい重要

職場も然りです。

役目を終えた書類の行き場どうしていますか?

紙媒体で全て保管の必要性があるモノから、シュレッダーで全て処分のモノまで様々でしょう。

その要不要の判断は、正に整理収納のノウハウが活かされます。

この区別することこそが、片付け上手下手の分かれ道。

オフィスの中は書庫やキャビネット、引き出しまで限られたスペースしかありませんから、整理することなく次から次へ入れていくと、時間経過と共に当然溢れてきます。

紙で残すモノとデータでクラウドに保存するモノに分けていかなくては、床置きがいっぱいの倉庫のようなオフィスになってしまいます。

新しいモノを入れたら、その都度古いモノを抜き、更新していくことで新陳代謝を上げます。

書類の滞留を防止する仕組みを作ることで、新旧が混在することなく新鮮な情報だけを保持することができます。

更にファイルにインデックス(見出し)をつける事で、必要なファイルをすぐに取り出すことができます。

効率が良くなると共に「探す」というネガティブな気分をまとうことなく、スムーズに作業に取り掛かれます。

大量のファイルの中から探し物をするというのは、肝心な仕事に取り掛かるまで時間を要しますから、その間に気持ちが萎えてしまいます。

探し物はしないことが当たり前であり、誰もがどこに何があるか知っていることが前提で業務を行う仕組みが出来上がっている会社は、やはり信頼できますね。

そこで仕事する社員一人一人のモチベーションも高く保たれて、業績にも反映してきそうです。

複雑なファイリングを知らなくても、同時に使う書類をまとめてグルーピングしておくことで、仕事の流れが分かりやすく、業務に慣れない新人さんでも戸惑うことなく事務処理がこなし易くなります。

新人さんが入っても担当部署が移動になっても、困らないような仕組みが出来上がっていると、引継ぎもスムーズで連携が上手く取れます。

オフィスの書類管理は、ファイルは勿論ですがパソコンのデータファイルも分かりやすい見出しに、その都度名前を変更して保存する事が重要です。

よく聞くのが、「何処に入れたか分からない」

ファイリングの専門知識がなくても、迷子にしないために最低日付と分かる見出しをつけて、保存しておく事です。

保存先もどこへ入れるか決めておくことが大切です。

分からなくなるからと言って、デスクトップに置く方もよく見かけますが、パソコンもモノだらけで散らかってると思われ少し恥ずかしい。

正に住まいの整理収納と同じなんです。

適当に保存してしまうと、後で探す羽目になって結局どこにいったか分からない。

ですから、後でまとめて整理するから、今は取り敢えず~なんてことをしてしまうと、

アレ、何処だったかな?

コレ、何だったかな?

ってことになり、もういいや!

また今度~

また後で~

 

残念ながら、その日は来ない・・・

 

スッキリ整った部屋に変えるには、

その都度、必要なモノと不要なモノを分けて、不要なモノはすぐ処分し溜め込まない先送りしない行動パターンにシフトしていくこと

 

整理収納の仕方や考え方は、習えば早い。

苦手な方が一人で四苦八苦するよりも、プロにやり方を習って習得してください。

その方が断然早く解決できるはずです。

やり方や正しい考え方さえ分かれば、今までできなかった問題点にも気付くことができます。

そんな整理収納の理論からノウハウまでを1日でサクッと学ぶ整理収納アドバイザー2級認定講座は、ハウスキーピング協会認定の人気講座です。

メディアやSNSでご活躍の整理収納アドバイザーの方々は、ほぼ皆さんこの2級取得からスタートされています。

 

 

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ライター紹介 ライター一覧

陽子さんのお片付け

陽子さんのお片付け

整理収納アドバイザーとして講師活動をしつつ、防災備蓄収納1級プランナーとしてまた新たなステージに立ちました。
これから先の暮らしがシンプルでありながら、必要最低限の備えがある理想の暮らしを思い描きながら、イキイキと綺麗に歳を重ねていきたいと思います。

保有資格
2013年  ファイナンシャルプランナー2級
2015年  整理収納アドバイザー1級
2015年  整理収納教育士
2016年  整理収納アドバイザー2級認定講師
2017年  生前整理2級
2018年  防災備蓄収納1級プランナー
2019年  防災士

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